7.07.2019

10. バイバイ、セレブ

フレ : ロジャのSOSを感じる。
今帰るからね!


ロジャ : 神様仏様〜


ロジャ : なんてこった〜



フレ :  ロジャ、顔色がすごく悪いじゃない。
何があったの?


ロジャ: お前がいない間に、俺は酷い仕打ちを受けたんだ。


"一応のセレブ"


フレ : ロジャ、聞いて。


ロジャ :  セレブなんてどうでもいい。


ロジャ : お前の言ってることがよくわからん。


フレ : セレブの特典て確かに魅力的よ。


フレ : 大勢の人にキャーキャー言われて、
ありがたいことだわ。


フレ :  そしてそれが当たり前になって、
感謝も忘れた。


フレ : ちやほやされて、
完全に図に乗っていた自分もいたのね。


フレ : そしてお店にまで押し寄せるパパラッチ。


フレ : だけど僕はこう思ったの。


パパラッチをそうさせてしまったのは、
図に乗っていた自分だって。


フレ : 実は少し前から"セレブ"を手放すことに決めていたの。


フレ : 僕は次の扉を開ける。
でもこのままだと持ってる荷物が多すぎる。
何かを手に入れるには、何かを手放なす。
フレ : ただしそれは僕の場合の話。
ロジャが何を選ぶかはロジャ次第。
ロジャと僕の答えがいつも同じとは限らないでしょう?


ロジャ : 俺もそうしたい。


ロジャ : 俺、そんな事に振り回されてたなんて。



フレ : ロジャが良かったら、一つだけ覚えておいて欲しい。
もしこれからの人生に不足を感じたら思い出して。
ロジャ : それ今はよくわかんないけど、
早く一緒にセレブクレンズに行こうぜ!!


フレ : ちょい着替えてくるね。
ロジャ : (俺をこんなに悲しくした、
セレブって一体なんなんだ?)


ロジャ : 俺はとにかくセレブを辞めるぜ!
早く来いや〜!


フレ : 今いくよ〜!