2.19.2023

634. 馬鹿力(ばかりょく)



『うちの子達へ
行方不明、探さないで下さい
モカ母さんより』

💛

Sul Sul!

と言うことで、
只今うちの子達にとっては、
行方不明中の、
プレイヤーでございます(笑)。

今回は最近取り組んでいる、
チャレンジについての寝言回。
ぶっちゃけ、
自分のための心のメモです。

シムズエピではございませんので、
興味ないよって方は、
ブラウザーバックで宜しくです。

付き合うぜ!って方は、
よろしかったらそのままどうぞ。

💛

文字数多しの時の、
プレイヤーのお得意の手法で(笑)、
所々に、
フレディシムを散りばめつつ。

さて。

記事タイトル『馬鹿力(りょく)』
「ばかぢから」ではござらん。
女子力とかそんな感じの方の「力」。

何故そんな事を言い出したのか、
その発端はと言うと・・・

💛

先日、過去に描いた絵と、
持っている画材の整理をしながら、
『久々に気持ち、
本気を入れて描こうかな』
と言う思いが湧いてきた。

美味そうな食べ物や大好きな花、
小物雑貨や装飾品などは、
今でもちょこちょこと描くのだが、


以前のように、
F8や時にはF10などの、
ドデカイスケブを抱えて、
野外スケッチに行くような事は、
すっかり無くなっていた。
(最後に行ったのは・・・
コロナ騒動の前の年かな?)

💛

んで、最初に書かせて頂きたいのは、
描いた作品に答えを求めるような、
デッサン力うんぬん。
そういう絵を描いているわけでも、
描きたいわけでも、
習っていたわけでもなく。

欲を言わせて頂けば、
どちらかというと、
記憶に残る絵が描けたらなと。

💛

『人物をそっくりに描くのなら、
写真でいいんじゃないの?』

『絵なんだから、
面白くなくちゃ』
(※唯一/ユニークの意)

上記は僅かな一部ですが、
珠玉の言葉を山ほど頂けども、
絵の技法を教える先生ではなく、

絵を描く事を通して、
自分の絵との向き合い方、
自分自身との向き合い方さえも、
教えてくれる。
そういう先生でした。


"色"に惑わされずに、
"本質"(線)を見抜き感じる。
ツルンとしたアニメ線を使ったり、
技術に頼らない。
(※1. 線画ですので線を捉える
2. 先生はアニメ線を好まなかった)

つまり、
『自分の線を見つけ、
自分自身の絵と共に自分を見つける』
それが先生の画法。

💛

何はともあれ、まあ描いた描いた。
『休日は画材を片手に、
あちらこちらをウロウロと』

そんな感じで時がたち、
物理的な理由で、
教室に通えなくなった後の事。

次に私が興味を持ったのは、
Blender・MD・ZBrushなどの、
3Dツールを屈指して、
シムズでいうところの、
カスタムコンテンツを作ること。

因みに、
フォトショに関しては幸運なことに、
絵を描くよりもずっと以前から、
からかっておりました。

先生も仰っていた、
『続ける事が大事』が、
つくづく身に染みた事例です。


経緯等の話はこの辺りにして、
『馬鹿力(りょく)』のお話。

私は馬鹿力が、
相当ある方だと思います。
このブログも634記事目だなんて、
もっと書かれている方もいるけど、
それは競うような事ではなく、
どこまでがどうかは、
その人それぞれの物差しがあるので。

私の場合は画像加工を含み、
自分が納得の出来る、
一つの記事を仕上げるのに、
平均6時間はかかる。
時として読み直しや推敲が、
また別に掛かったりもする。
それも馬鹿力である(笑)。

そして最初の方の記事は仕事も忙しく、
あまり手をかけられなかったのだが、

2年ほど前に、
軽くリマスター(?)をした。
それも私にとっては、
馬鹿力であります(笑)。
馬鹿力を発揮した時の、
その気持ちよさったらありゃしない。


そして今回。
自分の馬鹿力を発揮出来るツールは、
私にとっては大冒険で、
静物や風景に比べ、
圧倒的に描いた枚数が少ないと言える、
人物描きなのであります。

いつ何時も、
自分との約束を守り、
達成感を感じたいもんね(笑)。

💛

絵の話に戻って、
『自分の線を見つけるべく、
自分自身を見つけるべく、
忘れていた大切な何かを思いだすべく、
自分の内面を進化させるべく』

もちろん、
『お絵描き楽しい、アハハハ!』
それもありだと思う。

しかしそればかりだと、
自分の中の都合の悪い部分に目を瞑り、
安定を求めるための自己満足となり、

つまり、
自分自身が目を瞑っている部分に、
マウントを取るためだけに描く事になる。

確かにそれは楽しいだろうけど、
そこから先はないと思った。
楽しさの違いとも言う。

今自分の求めている事は、
安定して描けるものを描くという、
それじゃなく。

このままそういった類いのものを、
描き続けていても、
それ以上でも、
それ以下でもなく。

あくまでも私の場合はという話です。


先も書いたような、
もっと重要感があり、
何らかの手応えがあるもの。

しかしこれが決して、
苦痛ではないのであります。
描きたくて仕方なくて、
睡眠時間が自然と減りました。
惰眠を貪らなくなった(笑)。

これは決して自分への罰ではなく、
ご褒美なのです。

今の自分から、
さらなる脱皮をするためのチャンスです。
(※当方、
『苦痛な事は身にならないので、
やらない方がいい』
と思うタイプ)

そして今回は、
愛してやまない愛機(MacBP)に頼るでもなく、
自力で人物画を30枚描く。

デジタルアート否定の意ではありません。
『自分だけの力、アナログ力』
の事を言いたい。
Uberと手料理、
どちらも美味しいものは、
美味しいのであります。
因みにワコム所持者(笑)。

風景スケッチの中に人物を描けども、
人間の顔と向き合って描いたことは殆どなく、
絵の整理中に数えたら、
たかだかスケッチブック二冊程度だった。


そして人物画30枚の理由は、
他にもあります。

あの当時、教室のみんなに、
『そっくりに描きたいならば、
写真でいいんじゃないの?』と、
採算口にされていた先生。

そうだと理解しつつも、
そっくりに描くことに、
執着していた自分。

それはおそらく、
人の目を気にしていたんだと思います。

人物画に関しては、
何故だろう?
自分が見てどう思うかじゃなくて、
人に見せた時どう思われるか?
そんな事ばかりを考えて描いていた。

もちろんビジネスならば、
それも必要な要素なのでありますが、
だけどそれでも、
多少なりとも自分の軸が、
ある程度成り立っての上での話だと、
私はそう思う。
(売るための絵と描きたい絵は違う
by 先生)

💛

風景画に関しては、
描いた時の自分の心情などを、
スラスラと話せるのだが・・・

自分の軸で描いていないものは、
話せるわけがありません(ズーン)。

(余談 : 写真がない時代の絵は、
記録だったので、
そっくりに描く必要があったそうだ)


そして、
自分が思う好ましい自分に、
更なる進化ができるチャンスを、
ただ待っているだけとか、

誰かが変えてくれるんじゃないかって、
期待したり従ったりで、
時にはハイエナのようになっている限りは、
何も変わらないと、
つくづく思うのであります。

まあさ。
そうは言っても、
身動きが出来ない時期も、
勿論ありました。
(そういう時は人目が気になり、
自分の軸を失っている時)

💛

そして最後に書き留めておきたいのは、
馬鹿力』とは本気力』でもあり、
そして利や理で動く事ではなく、
決して誰かを傷つける事でもなく、
自分で自分を満たす力である。

💛

さてさて。
寝言ですので文脈が支離滅裂なのは、
お許しいただいて・・・

文中の先生は、
ある程度著名な方であるため、
お名前を伏せさせて戴きました。
どなたの事か憶測出来たとしても、
どうぞ皆様の心の中で、
留め置かれて下さいませ。


シムズの方は、
記事3本分ほどのエピソードを、
溜めているので、
週明けのどこかで更新の予定・・・
は未定です(笑)。

今現在は絵を描く事に夢中で、
シムズ記録のほうは、
ちょっと鈍足になるけれど、
うちの子達への愛は変わらずに、
溢れんばかりでございます。
(キュキュンキュン!)

そして宜しかったら、
思い出した頃にでも、
また寄ってやってくださいませ。

それではみなさま
Happy Drawing
Simming!

💛

以下、愛用画材や描いたものを、
少しだけ載せています。
興味のある方はどうぞ。

💛

人物画は写真を見ながら描いて、
練習すべし。
(by 先生)

私がメイン被写体に選んだのは、
言わずもがなで、
Freddie Mercury
& その他チラホラ。

彼が好きなだけが理由じゃなく、
「これメディアに掲載されてもいいわけ?」
みたいな表情もあるから面白い。
爪楊枝でシーシーしていたり、
休日のとっさんのような写真が、
結成記念の記事に使われていたり(笑)。
着彩済みのものを、
撮影するのを忘れました。
PCを片付けて撮るのが、
面倒い気分なので、
今回はスルー(笑)。
(サイズはF2〜F4)

下描きも含め、
今現在、14枚描いたが、
うち4枚はどうしても気に入らない。
だから枚数には入れない予定(キリリ!)。

💛

そして先に書いた、
以前の2冊のスケッチブックに描いた人物は、
20枚を過ぎた頃に、
今の私ならどう描くのか?
何か変わったか?
ということで、
もう一度描きたいと思ってる。

💛

つい先日描いたアボガド(笑)。
半分に切ったものを見つめていたら、
描きたくなったので。
描くきっかけは、
いつもそんな感じ。


最後に。
私が愛してやまないツール達。
絵の具はほんのごく一部(笑)。
混色よりも重ね塗り派なので、
綺麗な色の収集癖も手伝い、
絵の具は相当数持っております(笑)。
(W&N/マイメリ/シュミンケ
ホルベイン/Dラウニー)

画像内の水彩紙以外で、
画用紙タイプは、
マルマンスパイラル一推し。

最後までありがとうです。
Dag Dag!

💛

Dear My Teacher
Thank you for your great guidance.
R. I. P.
もうすぐ桜咲く春、
"桜巻き餅"を捧ぐ。