Sul Sul!
プレイヤーの可笑しなワールドに、
ようこそお越し下さいました。
今回は途中まで、
いつものようにプレイヤーがMCを入れ、
その後は珍しくストーリー仕立て。
そして語りを、
フレディシムにバトンタッチします。
エピの切りどころがなく少し長めです。
字数を少なくする為、
持ち得た限りの画像を挟み込みましたが、
いつもよりは文字数が多いかな・・・
(なんせ毎度ながらのゲーム進行や撮れ高を見て、
大喜利状態での創作記録・笑)
宜しければお付き合い下さいませ。
💛
さてさて。
初っ端は、
毎度ながら常春の二人。
"もうお腹いっぱいだよ"と言いつつも、
撮れ高を確保してしまう、
プレイヤーなのである。
そんな二人は、
微笑ましい気持ちで見ていたら、
スパイスフェスティバル行かない?
From うち所有のレストランのホスト、
リカルド氏。
Dine Outバグっててさ、
店閉めっぱなしでごめんな。
💛
そんな訳でお詫びも兼ねてOKを押す。
全員で行くと中々大変な事になるし、
フレディだけがお付き合いをすることに。
会場の片隅でカレーを食べていたところに、
ジュディス女史がやって来た。
親しげに近づいて来たのだが、
後から喧嘩を、
ふっかけて来るわけじゃあるまいな?
彼女から奇襲をかけられる事はや数回の、
フレディシムなのである。
なんてったって、
"闘争のススメ"以来の因縁の二人。
ダブルであらら。
そんなロジャをカメラで捉えたら・・・
そしてまた、
因縁の二人にカメラを合わせたら、
幸せなメモリーで親近感ですと!?
どうやらそのようだな。
まだそんな歳でもないだろうに・・・ね。
ってそう言えば、
ロジャあんた・・・
リカルドのこと忘れちゃったの?
彼とは以前レストランで、
挨拶もしていたし話もしていたぞ?
これは恐らく時々起こる、
人間関係消滅バグだとは思うが、
なんともまあまあ・・・
"私のことを覚えていないのですね"
状態なのであります。
💛
さてさて。
そんな可笑しなスパフェスから帰宅後、
見ている映画に胸熱のフレディシム。
涙が飛び散っちゃて凄いんだけど(笑)。
💛
そして胸熱といえば、
6/4の金曜ロードショーで放映された、
"ボヘミアンラプソディー"を、
視聴されたであろうか?
(今日6/6もBS日テレで放映するよ)
んで、この際だから再度!
ブログのトップにも記してあるように、
ここではリアルな彼らの、
再現シムズをしているのではないし、
それはプレイヤーがやりたい事ではありませぬ。
そしてうちの子達は、
人生も性格も何もかも、
頭の先から爪の先まで、
ただの(オマージュ)シムですので悪しからず。
💛
そしてフレディシムが感動しているのは、
残念ながらボラプではなく、
これを見ながら泣くのが、
フレディ流の目のお掃除なのであります(笑)。
さて、唐突ではあるが、
この後から、
フレディシムにバトンタッチ。
💛💛💛
このブログ始まって以来の、
初めての僕語りだから少し緊張するワ。
うまく伝えられるかしら?
不安だけどやってみるわね。
💛
「迷子犬の家路」に胸熱感動した後の僕は、
バーカウンターにいた。
ここが大好きで、
ロッジとはいつも争奪戦なのよ。
そんな所に一通の嬉しい知らせが届いた。
前回のクライアントが、
僕に新しい顧客を紹介してくれたみたい。
その新顧客から、
早速電話がかかって来たんだけど、
取りそびれちゃったわ。
だからお仕事の依頼一覧で確認したの。
そこで僕が目にしたものは・・・
💛
「私のことを覚えていますか?」
💛
時が随分遡る話なんだけど、
ジェスロはBatuuのカンティーナで、
働いていた。
僕は彼女の事が、
物凄く好きなっちゃって、
誰の力も借りずに自力(意味分かるわよね?)で、
ここまでの関係になったの。
そしてBatuuのミッションが全て終わった時に、
思い切って提案してみたわ。(253)
そうやって彼女は、
Batuuから遠くの地球へとやって来た。
彼女の笑顔はとても眩しくて可愛くて、
僕はどんどん夢中になっていった。
正式な交際をスタートしたのもその頃。
僕たち二人は幸せだった。
だけどすれ違いが多くなって、
そしてダーリンとも知り合って、
結局は別れる事を選んだ。
(312)
💛
彼女はもしかしたら、
あのままBatuuにいた方が、
幸せだったんじゃないかって。
地球においでって誘ったのは僕だし、
そして別れてから、
放ったらかした状態になって。
だから、
「私のことを覚えていますか?」
この言葉が僕の胸に刺さって、
ざわついたのね・・・
💛
もちろん彼女の依頼を、
無視することも出来た。
だけど僕は行くことにしたの。
依頼を無視しても何も事は進まない。
そしてその方が、
益々辛くなるって思ったのよ。
それに今なら、
何か手立てがあるんじゃないかって。
ダーリンには事の詳細を話す事なく、
家を後にした。
僕は今とても幸せだけれど、
彼女は幸せにしているかしら・・・
💛
いっときほどして、
StrangerVilleの彼女の家に到着した。
目の前にある彼女の家の中に、
入れない僕がここにいる。
そして時間だけが、
悪戯に過ぎて行く。
ここまで来て、
自分は一体何をやっているのかしら?
💛
そうして僕は意を決し、
家の中に入ったわ。
だけど彼女の姿はそこには無かった。
きっと二階にいるのね。
そうよ、彼女は今は、
ひとりのクライアントなのよ。
僕は自分にそう言い聞かせた。
そうやって彼女が居る二階へと、
上がって行った。
とにかく仕事の話を始めなくちゃ。
重たい何かを感じて・・・
思っているのかしら?
お別れしたらなしのつぶてで、
僕はなんて薄情者だったの?
僕がジェスロから感じ取っていた、
緊張感みたいなものが、
少し緩んだように思えた。
💛
彼女が出て行った部屋の中で、
僕はさっき話し合った事を再確認した。
ピンクが好きなのは、
なんとなくわかっていた。
だけどグリーンが嫌いで歌うのが好き。
それは知らなかったし、
器用さが好きというのは、
想像だにしていなかった。
💛
その後、
僕は部屋の中を見渡した。
この不思議な位置にあるシングルベットは、
なんだったかしら?
それが唯一の思い出せない事。
💛
僕はこの部屋での、
彼女との思い出を噛み締めながら、
部屋の中を変えて行った。
ピアノをもっと質の良いものに変え、
椅子も増やした。
テレビ台を最新のものに変える為に、
テレビも変えた。
ナイトテーブルとベッドも、
彼女の好きな色・ピンクに変えた。
僕の中で騒いでいる罪悪感が、
消えるわけでもないけれど、
自分の蟠りを1つずつ消すような、
そして止まっていた時を動かすような、
そんな作業のようにも思えた。
だけど何よりも、
心を込めて作業をしたわ。
💛
間も無くして完了したの。
彼女を呼び戻す時間よ。
嬉しそうに目隠しをしながら、
入って来た。
その中から3つだけを選んで、
彼女に見せる事にしたの。
最高の報酬だと思った。
💛
仕事が終わって、
そのまま帰ることも出来たんだけど、
ここに留まる事にしたの。
まだまだ僕の中で燻っているものが、
僕をそう仕向けたのね。
彼女は最近新入荷した、
植物の装飾品にも目を留めていた。
そんな彼女が背を向けまま、
僕の名前を呼んだの。
ドキッとしたわ。
ジェスロ、どうして?
もしかしたら不思議な力を持っていて、
僕の心が読めたのかしら?
それともロッジが、
彼女にメールか電話でもしたのかしら?
💛
それと同時に僕はある事に気がついた。
「私のことを覚えていますか?」
この言葉を読んで、
僕が彼女の人生を変えたなどと思った事は、
差し出がましい事なんだって。
そうよ、結果的に僕ったら最低な事に、
彼女の事を恨みがましい人間だと、
そんなふうに思っていたって事なんだわ。
心の奥底で、
彼女を見くびっていたなんて、
僕はなんて失礼な奴なのかしら?
だけどそんな僕を、
彼女が救ってくれた。
ジェスロ、ありがとう。
💛
そういえばすっかり忘れていたけれど、
ここは砂漠気候だったのよね。
僕は急に、
さっきまで感じていなかった暑さと、
空腹を感じた。
あの言葉に救われて、
心が軽くなったからだわね。
ジェスロにはギドリーの事を、
きちんと話してあったし面識もあるの。
あらジェスロったら、
何を言っちゃているのかしら?
僕はなんともないんだけど・・・
💛
それからしばらくして僕は、
家路に着いたの。
ジョン坊が僕の部屋にいたわ。
「ただいま」と声を掛けた後、
話をし始めた。
ブライはというと、
人生をチェスに見立てて語っていた。
そしてロッジは、
甘いものを手にしながら、
自分のクネリに酔いしれていたわ。
ダーリンはというと、
今回のことを知ってか否か、
一言こう言ってくれた。
💛
今日は思い切ってジェスロの所に行って来て、
本当によかったわ。
これからは彼女に連絡を取って、
今よりももっといい友達でいる事にしたの。
心の中の蟠りを拭い去れたのは、
思い切ってジェスロに会いに行った僕の行動と、
そしてジェスロの言葉だった。
物事は全て、
繋がっているのね。
さて、
僕の話はこれでおしまいよ。
最後まで付き合ってくれてありがとう。
また会いましょう Darlings
Happy Simming💛